性別・世代別の薄毛

男性の薄毛

男性の薄毛の代表的なものがAGA(男性型脱毛症) です。
成人男性の成人男性の1/3がAGAであるともいわれていますし、AGAに悩む男性は1,000万を超えてているとも言われています。

なので、他にも男性の薄毛はありますが、ここではAGA(男性型脱毛症)の症状に絞って3種類のタイプを紹介します。

AGA(男性型脱毛症)以外の薄毛は「薄毛の種類」をご覧ください。

O字型

頭頂部が薄くなっている、「てっぺんハゲ」と呼ばれるタイプです。

頭頂部は自分では気づきにくい部分ですが、放置しておくと前髪まで広がっていきます。
そして、気付いたときは地肌がハッキリと透けて見えるところまで進行していることが多く、治療にも費用と時間がかかるようになります。

また原因もストレス、食生活、遺伝など多岐にわたるので特定することが困難です。

ただ、初期のO型薄毛であれば、生活習慣の改善と育毛剤の使用で充分な改善が望めます。

なので、「最近薄くなったかも?」と感じたら、周囲の人に見てもらうなど、早めに確認することをお勧めします。
そして、すぐに対処を始めることが大切です。

M字型

前髪の中央を残して、額の両サイドが後退していく「剃りこみハゲ」です。

こめかみの先からハゲていくので、正面から見ると真ん中に髪が残り、M字型に見えることからこのように呼ばれています。

生え際は皮膚が硬く、血行も良くないので、完全に抜けきってツルツルになってからでは治療が難しいと言われています。

そもそも、AGAの科学的な原因は、テストステロンという男性ホルモンと5αリダクターゼという酵素が結びついて出来るジヒドロテストステロンという物質にあると言われています。

この薄毛に悩む人にとっては「悪の根源」のように思われるヒドロテストステロンですが、男の子の発育過程においては、とても需要な役割を果たしています。
なので、ヒドロテストステロンが全く不必要な物質であるわけではありません。

ただ、大人になったらほとんど必要がないわけですから、このジヒドロテストステロンの生成を抑えることが出来れば、薄毛も改善される可能性が随分と高まります。

この、ジヒドロテストステロンの生成を抑えるには、5αリダクターゼという酵素の分泌を減らすのが一番効果的です。

しかし、ジヒドロテストステロンに関しては遺伝の影響もあり、生活習慣の改善だけで対処することは難しいのが現状です。

どうしても、育毛剤やサプリメントを使用して、5αリダクターゼの分泌を抑制することが必要になってきます。

薄毛の遺伝については「遺伝」をご覧ください。

U字型

もみ上げなどサイドは残したまま、額から後頭部に向けてハゲあがっているパターンです。

U字型ハゲと呼ばれていますが、上から見ると実際には「逆U字」ですね。

毛髪は、短期間にドバッっと抜けるわけではありませんし、額は鏡で毎日見ている箇所なので、変化に気付かないものです。
ですから、「ここ数年で、オデコが広がってきたなぁ」くらいにしか感じません。
その結果、うぶ毛が残っている早い時期に手当をすれば、回復が充分間に合ったにもかかわらず、ツルツルにハゲあがってしまい、治療に時間と費用が掛かるようになります。

頭皮は、完全にハゲてしまうと、生え際の皮膚が硬くなり、毛髪に必要な栄養が行き届かなくなります。
なので、充分なマッサージで血行を促し、頭皮の「もう一度、復活してほしい部分」にたっぷりと栄養を送ってあげることが大切です。

U字型の薄毛も、生活習慣の改善と、適切な育毛剤の使用、そして充分なマッサージを併用することで改善は可能です。

ただ時間が掛かるので、出来るだけ早い時期に始めた方が良いでしょう。

女性の薄毛

薄毛は男性だけのモノではありません。
女性でも脱毛や薄毛の悩みをもつ方は大勢いらっしゃいます。
また、時間とともに自然に復活する薄毛と、放置すると進行する薄毛があります。
「最近、薄くなったな」と感じたら、とりあえず原因を考えてみることが大切です。

女性固有の薄毛

・FAGA(女性男性型脱毛症)/瀰漫(びまん)性脱毛症br /> ・産後の脱毛症
・更年期に発症する薄毛

どちらかといいうと女性に多い薄毛

・牽引(けんいん)性脱毛症・機械性脱毛症
・抜毛症(トリコチロマニア)

男女の関係がない薄毛

・円形脱毛症
・若年性脱毛症
・脂漏(しろう)性脱毛症
・粃糠(ひこう)性脱毛症
・老人性脱毛症
・薬剤による脱毛症

詳しくは「薄毛の種類」をご覧ください。

過度のダイエットによる薄毛

食事制限を伴うダイエットには注意をしましょう。

毛髪には伸びる時期、伸びが止まる時期、自然に抜け落ちる時期といった循環サイクルがあります。
しかし、どの時期においても栄養が必要であることに変わりはありません。
特に伸びる時期(成長期)に充分な栄養を送ってあげないと、太くて艶のある髪が伸びてくれません。
それどころか、成長途中で抜けてしまうこともあります。

ダイエット中も、栄養バランスのとれた食事を摂ることが必要です。
適度な運動で血行を促し、毛根にしっかりと栄養を送り込んであげることが薄毛対策には効果的です。
また、しっかりと運動をすることで脂肪を燃焼させた方が健康的に痩せることができます。

どうしても食事制限が必要なときは、サプリメントなどで、お肌や毛髪に十分な栄養を届けてあげましょう。

ヘアースタイルによる薄毛

いわゆる「おかっぱ頭」にしない限り、どのような髪型にも薄毛のリスクが潜んでいます。
特に強い力で引っ張る髪型は頭皮や毛根に負荷を掛けます。
ポニーテールなどはその代表的な髪型です。
ヘアゴム、ヘアクリップなどはを使用して、長時間張り続けることは脱毛の原因になります。

また、同じ方向に継続して分け目を作ることも、常に引っ張っている状態を作るので、髪にとっては好ましくありません。
特にロングヘアーの方は、常に髪の毛が重力で強く引っ張られていますが、習慣なのでそのことを意識をすることは無いはずです。

なので、気分転換を兼ねて分け目を変えてみるとか、分け目を少しずらしてみるなど、髪の生え際が受ける負担を減らしてあげた方が良いでしょう。

パーマやカラーリングによる薄毛
パーマやヘアカラーも薄毛の原因になることがあります。

パーマ液やヘアカラーには薬剤が含まれています。この薬剤が肌に合わないと、脱毛や切れ毛の原因となって薄毛を進めます。

もちろんできるだけ地肌には付けないように注意をして髪の毛だけに塗るわけですが、クシやブラシの先に付いたり、流れたりしたものが多少は頭皮に付着することは避けられません。

個人差はありますが、人によっては頭皮に付着した薬剤が原因で炎症を起こして脱毛を引き起こすことがあります。
また、落としきれなかった薬剤が毛穴をふさぐと、汚れが溜まりやすくなり、発毛を妨げる要因になります。

その他、パーマ液の浸透を促すために照射する遠赤外線も頭皮や毛髪に負担を掛けます。

おしゃれのために、パーマやヘアカラーは欠かせませんが、使用後は早めにケアをして、受けたダメージを回復させておくことが大切です。

産後の脱毛症

産後脱毛症は、一時的なものであることが多く、出産後の女性であれば誰にでも起こる可能性があります。
実際、出産後の薄毛が気になったことがある女性は、出産経験者の7割にも達するそうです。

妊娠中は赤ちゃんを育てるために、普段より女性ホルモンの分泌が盛んになります。
なので、髪の毛の寿命が延びて、自然な抜け毛が減ることがあります。
しかし、出産すると分泌量が増えていた女性ホルモン分が通常の分泌量に戻ろうとするため、それまで増加した女性ホルモンの効果で寿命が延びていた毛髪が抜けやすくなっていきます。

また、出産ではもの凄い体力を消耗しますし、体調も崩れがちです。
この崩れた体調が完全に回復するまでには6~8週間を要するといわれています。

しかし、出産で毛髪に負担がかかるのは。体力やホルモンバランスだけが原因ではありません。

産後は、授乳やオムツ替えなど、24時間体制の育児で生活のリズムが崩れます。
また、精神的にも新たなストレスが加わってくるでしょう。
つい、自分のことは二の次にするので、栄養バランスも崩れがちになります。

ただ、産後脱毛症は病気ではないので、睡眠や食事といった生活のリズムが落ち着いてくると改善されるのが一般的です。

更年期に発症する薄毛
更年期とは閉経を挟んだ前後10年間の時期で、月経異常や生理不順が続くことが特徴です。
また、自律神経のバランスが崩れ、精神的にイライラが高まることもあります。

更年期が始まる時期には個人差がありますが、いずれにせよ卵巣機能が衰えはじめ、エストロゲンという女性ホルモンの分泌が減少するので、身体には色々な変化がみられるようになります。

その中のひとつに薄毛もあります。
エストロゲンの分泌が減少することで、女性らしい肌や毛髪も衰えはじめます。

お肌は毎日お手入れをしますし、白髪にも気を配る方は結構いらっしゃいますが、頭皮のケアまで気にされる方は少ないようです。

頭皮が弱ってくると、健康で丈夫な髪を育てることが出来ません。
その結果、髪がやせ細ってしまったり、充分に伸びる前に抜けたりして、毛髪全体のボリュームが落ちていきます。

更年期にさしかかってきたら、お肌と同じように頭皮のお手入れにも気を配ってあげましょう。

子どもの薄毛

乳児の薄毛

乳児は新陳代謝が早く、成長のスピードも大人とは比べ物になりません。
当然、頭皮や毛髪の新陳代謝も活発です。

細くて柔らかい毛が抜けることはありますが、すぐに新しい毛が生えてきます。
なので、多少の抜け毛なら気にする必要はないでしょう。

特殊な病気ではなく、睡眠と栄養がキチンと摂れていれば。生後6か月くらいになると落ち着くのが一般的です。

これを「新生児生理的脱毛」といいます。
もう一つ「乳児期後頭部脱毛」というものがあります。

乳児は、寝返りが出来るようになるまでは、仰向けに寝ています。
なので、生後間もない乳児では、布団と後頭部との摩擦を原因とした抜け毛を見かけることがあります。

ただ、これも成長とともに新しい毛が生えてくるので心配は要りません。 乳児は新陳代謝が早く、成長のスピードも大人とは比べ物になりません。
当然、頭皮や毛髪の新陳代謝も活発です。

細くて柔らかい毛が抜けることはありますが、すぐに新しい毛が生えてきます。
なので、多少の抜け毛なら気にする必要はないでしょう。

特殊な病気ではなく、睡眠と栄養がキチンと摂れていれば。生後6か月くらいになると落ち着くのが一般的です。

これを「新生児生理的脱毛」といいます。
もう一つ「乳児期後頭部脱毛」というものがあります。

乳児は、寝返りが出来るようになるまでは、仰向けに寝ています。
なので、生後間もない乳児では、布団と後頭部との摩擦を原因とした抜け毛を見かけることがあります。

ただ、これも成長とともに新しい毛が生えてくるので心配は要りません。

幼児から小学生の薄毛

この時期に、厳しすぎるしつけ、両親の不仲、虐待などで、子どもに過度の精神的ストレスを与え続けると脱毛症(円形脱毛症:いわゆるコインハゲ)を引き起こすことがあります。

他には、爪を噛む癖がある子どもがいるように、毛髪を抜く癖がある子どもがいます。
これが原因で頭髪が少なくなるのが「抜毛症」です。

原因はストレスや欲求不満であると言われていますが、本人は無意識でやっていることが多いものです。
1回に抜く本数も、最初は1~2本なので大した影響はないのですが、癖なので次第にエスカレートしていく場合があります。

以上は、精神面に起因することが多いので、日常生活の中で改善が可能です。
これに対して、お医者さんに診てもらわないといけないのは、白癬菌(はくせんきん)というカビの一種による薄毛です。

この菌は、ペットから感染するケースが多く、人から人へも感染するので、ペットを触ったり、ペットを飼っているお宅に遊びに行ったときは手洗いを徹底するなどの予防を心がけましょう。
大人は平気でも抵抗力が弱い幼児は発症する場合がありますし、放っておくと全身に広がる危険性があります。

中学生の薄毛

中学生になると、体つきも大人に近づき男性ホルモンの分泌も増えてきます。
ただ、男性ホルモンの影響で薄毛になるケースはほとんどなく、原因のほとんどが精神的なものと栄養のバランスによるものです。
なので、女の子だからといって安心してはいけません。

精神的なものといっても、反抗期に入る時期ですから、幼児や小学生の時期とは少し内容が違ってきます。

代表的なのは「いじめ」と成績不振です。
そして意外に思われるのは、クラブ活動における悩みです。

これらのストレスは、成長過程において、ある程度は必要なものですが、行き過ぎると薄毛の原因になります。

栄養のバランスでいえば、不規則な食生活やインスタント食品、そしてスナック菓子等の間食が薄毛の原因になりることがあります。

お腹が空く時期なので、たくさん食べること自体は悪くありません。
しかし、お腹を満たすだけの飲食では身体を十分に成長させることができません。
それどころか、添加物で体調を崩す恐れもあります。

毛髪のためだけではなく、心と身体の成長のためにも、栄養バランスが取れた食事を心がけてあげましょう。

高校生の薄毛

高校生になると男女ともに、身体は大人と同じ機能を持つようになります。
男性ホルモンの影響で男子はたくましい体つきに拍車がかかりますし、女性ホルモンの分泌で女子は美しい髪の毛が育ちます。

しかし、この時期に、男子が男性ホルモンの影響でハゲることはほとんどありません。
男女ともに、高校生の薄毛の主な原因はストレスです。

・友人と比較して肉体や容姿に対するコンプレックス。
・自分の性格を自覚することでの人間関係の悩み。
・成績からの将来に対する不安。
・クラブでの厳しい練習や先輩からの叱責。
・いじめ。
・その他、親にも話せない悩み。

高校生の薄毛は薬剤の副作用によるもの以外は、ほとんどがストレスに起因しています。
そして、ほとんどが円形脱毛症です。

ストレスを完全に取り除くことは不可能です。
しかし、高校生は、まだ新陳代謝が活発な時期です。
なので、原因となるストレスを減らしてあげれば、特別な治療をしなくても薄毛は自然と改善されるでしょう。